2009年11月27日金曜日

BRAND

ブランドというのはそもそも どうして生まれたのでしょうか


考えてみれば およそ服というものは 本来的には
着られればそれでいいはずです

ダーウィンの進化論に従えば ヒトはサルから進化したものだそうです




















そして ヒトは進化を経て理性を手に入れました

その理性を手に入れたことで
ヒトは「裸である」ということに羞恥心を覚えるようになり
それを隠すためにヒトは服を身に着けるようになりました

そうすると 服というものは 身体を隠せればそれで良いはずで
その隠すためのものが高価なものである必要は 全くないはずです









実はブランドの始まりは 以上のような点とは違った意味での
羞恥心に起源があるようです


ブランドというのは もともと 年齢を重ねて体のラインが崩れてきたのを
「洋服」という布で被うことによってカバーしよう
という考え方から生まれたものであるという説があります











布を多く使って なお服として成立させるには かなりの技術が必要です
そうすると その技術によって生まれたものには
少なからず希少価値が出てきます

そして希少価値が出るから 自ずと値段も高くなる傾向にあります
値段が高いゆえに それを着用する人間は
ある程度ステータスのある人間に限定されていくことになります



こういった流れでブランドというものが生まれたようです






2009年現在
世の中の人たちのブランドに対する価値観みたいなものの
(創り手の姿勢や気持ちも)
ピークはもう通りすぎ 少し下ったのかな なんて気がします


なんでも簡単につくれて 手に入る時代になることって
本当によいことなのか? ってよく考えてしまいます


なんだかかなしいです










BRAND

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